止まぬ独り言

ずっと茶の間の塚田担

20151210

 

塚田僚一

あっという間に年の瀬を迎えました。忙しい毎日を送っていることと思いますが、お元気ですか。

唐突ですが、ちょっと自分の昔話をします。私が20代の頃は、たぶん普通の人よりもずっと破天荒な生活をしていて、しかもそれだけでは物足りなかったらしく海外でもそんな暮らしを続けていました。でも今の塚ちゃんくらいの年齢のときに、なぜか急に、何もかもゼロにしてしまいたい衝動に駆られて、その住んでいた国や周りの人たちのことは大好きだったけれど、環境を変えるという手っ取り早い手段を選んで帰国しました。 

日本に帰って来て落ち着いてくると、だんだんあの時の衝動の正体が気になってきました。そこで同級生の友人たちに話を聞くと、実はそれぞれにも似たことがあったようなのです。そこでやっと、別に私ひとりに限らず、性別とか職業も関係なく、まさしくこの年齢によって、ふと立ち止まったり、選択肢を変えたくなるような意識にさせられていたのではないかと、腑に落ちた感覚がありました。要するに、何かなすべきことはないのか、やり残したことはないのか、無意識にタイムリミットを設けていたのだと思います。そしてそれはあくまでも過去を否定するものではなく、これからのことを考えてこそ生まれた衝動だということです。

そんな当時の私に比べれば塚ちゃんはずっとしっかりしていると思うのですが、もしかしたらこれからの1年で、そういう衝動が訪れる瞬間があるかもしれません。結果としてそれが前向きな力になるか、ちょっとした苦しみになるか、何ともならないかは塚ちゃんだけが知ることですが、出来るならその時間を大切に味わったらいいと思います。まだ迷える余地のあるこの年齢を楽しんでください。

それでは、

28歳の塚ちゃん。どんな塚ちゃんも大好きでした。本当にありがとうございました。

29歳の塚ちゃん。はじめまして。どうぞよろしくお願いします。

 

平成27年12月10日

                           名無しの塚田担