止まぬ独り言

ずっと茶の間の塚田担

ダ・ヴィンチNo.277(2017年5月号)

天皇賞。やっぱりガチガチのレースでしたね。自分は結局③ー⑮をメインにして前記事でピックアップした馬を含めた馬連複勝で馬券を買って、おかげさまで当たったには当たったのですが、配当もキタサンの単勝でぶちこまないかぎりはたいしてうまみもありませんし、もしキタサンとサトノの枠が逆だったらどうだったのかなと考えると、いくらキタサンのレコードがすごくても、「結局は枠順か」と言わざるを得ないというか言うしかないというか、いや、武さんの騎乗も素晴らしかったですが、要するに当たってもそんなにうれしくもない、という感想です。

塚ちゃんがもし本当にキタサンの馬券を買っていたとして、どれくらいの金額を突っ込んだのかにもよりますが、まさかこんな堅いレースで当たったくらいで調子に乗ってなければいいなと思います(言い方は悪いけど競馬は儲けようと思えばたとえ少額でもお金の使い方には頭を使いますし、何だかんだ言ってもギャンブルの範疇ですから)。5月は毎週G1レースがあるので、塚ちゃんの舞台期間中はさらに頑張って予想するつもりです。

 

少し前に発売された「ダ・ヴィンチ」に「サクラパパオー」絡みで塚ちゃんがオススメの本を挙げつつ競馬についても語っていて、「競馬とアイドルの世界は似ている」と表現していました。

競馬の世界はそもそも馬のためのものではなく、人間の楽しみのためにあるもの。もちろん虐げられるということではありませんが、馬の誕生から育成、管理、引退してその生を終えるまで、馬は人間にすべてを委ねるのです。

昔のアイドルはそういう受け身という意味での「馬」の一面が強いけれど、今の時代のアイドルは同時に「厩務員」「調教師」「装蹄師」「騎手」になることも要求されていると思います(「生産者」は事務所の社長やマネージャー)。ただ管理されるだけではなく、作品・商品としてのセルフプロデュースや自己アピールも必要だというところで、ある意味競走馬の世界よりも厳しいのではないでしょうか。

でも、どちらかというと、競走馬の周りの世界のことにはほとんど触れず、馬そのものに興味を持っていくところが塚ちゃん独特の視点だなと思ったし、あまり言いたくないけどかわいいと思いました。

塚ちゃんの選んだ本も最近発行されたものですし、JRAはテレビのCMからもわかるように、少し前からやたらとクリーンなイメージ(競馬というギャンブルに夢中な薄汚いおっさんの集団がいるような競馬場ではなく、家族やカップルでも楽しめる遊園地の延長のような競馬場)を打ち出していますが、もし、競馬界がひと昔前のようにダーティーな雰囲気のままだったら塚ちゃんはどうやって「サクラパパオー」の世界観に近づいたのかと考えると、何となく、塚ちゃんがこの時代に「サクラパパオー」に出会っていてよかったと思います。